大豆はしょうゆや味噌、豆腐や納豆などの原料ということもあり、日本人にとっては身近な食材として親しまれています。
しかし、豆そのものはパサパサしていてあまり好きでないという方は多いと思うので洋風のスープに入れて、食べやすさに工夫したメニューを考えてみました。
そして今回はなんと節分の豆の残りを使用したメニューなので、この時期作ってみてはかがでしょうか?野菜の甘さが出ておいしいスープになりました。朝食にもおすすめです。
●調理時間目安:15分 (※大豆の茹で時間などは含まず)
このレシピの美容効果
大豆に含まれる大豆イソフラボンは女性ホルモンのバランスを整える効果があり、イライラを抑えたり、月経前症候群(PMS)を改善する効果があります。これはイソフラボンが女性ホルモンと似た分子構造を持つことに由来します。
また大豆は良質なたんぱく質のほか、食物繊維、カルシウム、カリウム、鉄、亜鉛、ビタミンEなど栄養バランスが非常に高く、積極的に摂りたい食材です。
またスープには数種の野菜が入っていて、見た目もきれいで、栄養もたっぷりです。
にんじんのビタミンAには、免疫力を高め、ブロッコリーのビタミンKには骨を強くする効果があります。
パプリカのビタミンCには、美白効果があります。さらに玉ねぎは、スープに深みと甘味が加わるだけでなく、血液さらさらの効果もあるため、栄養たっぷりのスープです。
お好みでキノコなどを加えると、ビタミンDなどが補え、さらに栄養価がアップします。
1食あたりカロリー(1人分)
128kcal
ポイントとなる栄養素
- 大豆イソフラボン
- 食物繊維
- ビタミンE
- ビタミンA
- ビタミンC
- たんぱく質
- カルシウム
材料(1人分)
材料紹介です。
- 乾燥大豆 10g
- にんじん 20g
- 玉ねぎ 20g
- ウインナー 1本
- パプリカ 10g
- ブロッコリー20g
- コンソメ 小さじ1/2
- 塩 小さじ1/4
作り方
- 今回は余った節分用の炒り豆を使用した。
- 大豆は水洗いしたあと、水につける。
- 鍋に湯を沸かし、沸騰したら大豆を入れ、ふたをして40分待つ。
- その間、にんじんをいちょう切りにし、玉ねぎは横半分に切り、スライスする。
- パプリカは角切りにし、ウインナーは斜めにスライスする。
- 大豆は40分経ったら再加熱し、沸騰させた後、弱火にして20分ほどゆでる。
- 大豆が茹だったらざるに上げて薄皮を取る。
- 鍋に玉ねぎ、にんじん、ウインナー、大豆を入れて、炒める。
- 具材が柔らかくなったらパプリカとコンソメと塩を加える
- あらかじめ茹でておいたブロッコリーを入れ、ひと煮立ちして完成
調理のポイント
節分の豆を今回は使用しましたが、大豆の水煮を使用した方が簡単にできます。
また、大豆を煮るとき、本来は水に一晩漬けておく必要があるのですが今回は時短のために茹でてしまうやり方にしました。
時間がある方は、前日に水につけておくやり方を推奨します。その方がふっくらと仕上がります。
野菜を炒めるとき、今回は油を使用しませんでしたが、使った方が風味良く仕上がります。
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